みたらし団子やおはぎは何歳から食べられるのでしょう?
最近、2歳の子どもがいきなり「ママ、お団子が食べたい」と言ってきてビックリ!しました。
保育園の先生によると、その日は保育園で「だんご3兄弟~♪」のお歌をうたったらしく、
それ以降「お団子を食べたい」という子が続出したとのこと(笑)
この日以来、子どもはコンビニやスーパーで三色団子やみたらし団子を見るたび
「ママ、だんご三兄弟だよ!」と言ってくるようになりました(笑)
そういえば、お団子みたいな和菓子は何歳から食べられるのかな?
そこで本日は、幼児に和菓子をあげてもいい時期やあげ方、おすすめのレシピや市販のおやつなどをご紹介します!
それではどうぞ♪
そもそも、幼児にとって「おやつ」とは?
おやつは大切な「補食」
大人のイメージからすると、チョコレートやポテトチップスなど、「おやつ=お菓子」ですが、幼児にとっては意味合いが違います。
身体の小さな幼児の頃は、胃袋も小さいので一度にたくさんの栄養を取ることができません。お外で元気よく遊んでいれば、あっという間にお腹がすき、次の食事まで持てないことも。
また、集中力のない2歳前後の幼児だと、食事中にウロウロしたり、遊びたくてソワソワしたり・・(^^;
少ししか食べてないのに「もういらない!」なんてこともザラですよね(泣)
おやつは、「食事で摂りきれなかった栄養を補給してあげる」ものとして、とても大事な役割をもっています。
じゃあ、具体的にどんなものをあげればいいの?
月齢や好みに合わせて食べられるものをチョイスしよう
一概に「おやつはこれがベスト!」といえるものはないと思っています。
なぜなら、子どもによって好みも成長の度合いも違うから。
実際、我が家の子どもは甘いものがニガテです。
赤ちゃんや幼児のおやつとして一般的なであるフルーツやさつまいももニガテで、食べられるようになったのは2歳ごろから。それまでのおやつはもっぱら「赤ちゃんせんべい」か「おにぎり」でした。
ちなみに女の子です(^^;
今でも保育園のおやつに甘いものが出てくると残してしまいます(^^;いいんだか悪いんだか笑
ひいおばあちゃんがよかれと思って買ってくれたケーキも残したよね。。
さすがに「ケーキは早くない・・?」と内心思っていたから助かったけど(笑)
ただ、親が気を付けてあげるポイントは以下だと思います。
成長に合っているか・危険ではないか
例えば上に兄弟がいる子の場合、上の子のおやつを間違って食べてしまったり、上の子が悪気なしにあげてしまったりすることもあります。
我が家も以前、娘が生後6ヵ月ごろの時、遊びに来ていた従妹の3歳のお兄ちゃんが、持ってきたじゃがりこを3本、娘の口につっこんだことがありました(泣かずにしゃぶってました笑)
月齢に合わないおやつは誤飲や窒息の危険があります。ここだけは、絶対に親が気を付けてあげましょう。
特にのどに詰まりやすい丸いもの(アメ玉やプチトマト丸ごと・ナッツ類)やお餅は半分に切るなど、とにかく小さく小さくしてからあげましょう。
(※ナッツ類はアレルギーの危険もあります。早い月齢のうちからあげるのは避けましょう)
虫歯にならないように
子どもはやっぱり歯磨きがニガテ(^^;我が家もそうです。。
甘いものをたくさん食べ過ぎていると、柔らかい乳歯はすぐに虫歯になってしまいます。
定期的に健診をうけることはもちろん、やはり親が「おやつの食べ過ぎ」に気を付けてあげるべきでしょう。
大人と同じおやつが食べられるようになるのは3歳前後
一般的に「大人と同じおやつ」は3歳前後からと言われています。
アイスクリーム・チョコレート・ガムなど、だいたい「子どもに早いうちからあげたくないもの」は、平均的にこれくらいの年齢を目安にあげるとよいでしょう。
あんまり早いうちから濃い味のものに慣れてしまうと、味覚が育たなくなってしまいます。
ただし!
上に兄弟がいて同じものを欲しがる、じーじやばーばが勝手にあげちゃった!など、、
なかなか思い通りにはいかないですよね(^^;
実際、私は小児科の先生に「1歳くらいなら、ごく少量であれば気にしすぎなくてもいいよ」と言われたことがあります。その時に言われたのが「妥協案」を作ること。
「帰省の時だけはOK、家では食べさせない」
「上の子のおやつを食べたがるときは、ほんの一口だけ」など
ママが「これくらいならいいか・・」と思えるボーダーラインを決めてあげてね、とのことでした。
やはりお医者さんに言われると、ちょっと安心できますよね♪
でもやはり、あげすぎはNGです!
あんこやみたらし団子も3歳前後がおすすめ
それをふまえて考えると、和菓子もやはり3歳前後が安心なようです。
あんこなどは、実はかなり砂糖が使われていますから、ヘルシーなわけではありませんよ!みたらし団子のあんもお砂糖とお醤油です。
月齢の低い子供の場合、あんこではなく「あずきの水煮」などをあげる方がいいと思います。
あずきは食物繊維、ビタミン、ミネラルを豊富に含んだ食品です。お砂糖がなくてもほのかに甘く、小さい子にはぴったりですね!
お餅をあげるときは特に注意!!!
特にお餅は、のどに詰まらせてしまう可能性が高い食べ物です。3歳になったから大丈夫!ではなく、以下の目安をきちんと確認してからあげましょう!
実際に、以下のように注意喚起している記事もありました。
人間の気管(空気の通り道)はその人の小指の太さと同じくらい、と言われています。お子さんの小指を見てみてください。子供、特に赤ちゃんの場合、小指は細いストローくらいの太さしかないですね。
また、赤ちゃんはおとなに比べると喉の位置が高く、口と喉の間が短いことがわかっています。息を吸うと、口の中にあるものがすっとそのまま喉の奥に入ってしまうのです。
https://hugkum.sho.jp/37902「 節分の豆が窒息の原因に!5歳までは「豆類」は与えないで! 」
小さくしすぎ?と思うくらいがちょうどいいのです!!
卵アレルギーの子には良いおやつ!
和菓子は卵を使用しないものが多いので、卵アレルギーのお子さんにとっては、気にせず食べられるおやつになります!(食べさせるときには本当に卵が入っていないのか、成分表記をしっかり読んでくださいね!)
しっかりカミカミできるなら、手作り和菓子を作ってあげよう!
実は我が家の子どもは、2歳半くらいで和菓子デビューしています。
それは保育園の「月見団子」でした。
保育園に作り方を聞いたら、のどに詰まらないように、とにかく小さく歯切れの良いように、みたらしのあんは甘すぎないように作ってありますとのこと♪
甘いものがニガテな我が家の娘も完食だったそうです(^^)さすがプロ!笑
家でも簡単にできる和菓子のレシピは??
「だんご三兄弟が食べたい」と言ってきた娘に作ってあげたのはこちらのレシピです!簡単でした!!万が一のことがあっては大変なので、とにかく小さくちぎってあげました。
砂糖の量などはお好みに調節してみてください!(我が家は甘いと食べないので砂糖なし)
個人的には、きなこやゴマをまぶしてもおいしそうだと思いました!
みたらし団子を作る時のたれのレシピはこちらを参考にしました。こちらもお砂糖を少なめにして作りました♪
市販の三色だんごは、まだあげるのは早いかな・・・と思いあげていません。
我が家の場合、かなり早食いなので、のどに詰まらせてしまうかなと不安だったたので。
結果的に、娘の好きそうな味付けのお団子を作りました。
和菓子の手作りキットを利用する
他には、和菓子の手作りキットなどを利用する方法もあります。こんなキレイな和菓子の手作りセットはいかがでしょうか?
こちらのキットに付いているカラーパウダーは、国産の野菜やフルーツを粉末にしたもの。子供でも安心して食べられます。また、作り方の動画も見れるので、初めてでもカンタンに作れます。こしあんとチョコあんの2種類があるみたいですよ!
これから暑くなってくるので、こんな涼やかな和菓子もいいですね!
生協のような宅配サービスでも、手作りキットを扱っている所がありますので、利用している方はカタログをチェックしてみてくださいね!
手作りめんどくさい・・市販やそのまま出せるおやつでオススメはある?
分かります(笑)私も、よっぽどやる気がなければ手作りなんて作りません!
言っちゃった!!
「おやつ=甘いもの」でなくてもいいのです!具体的に挙げていけば、おやつになるものって意外とあるんですよ♪
お子さんの好みもあるかと思います。我が家は一番好きなのはいまだに「おにぎり」ですから笑
色々試してみてくださいね!
みたらし団子やあんこ、和菓子は食べてよいのか?まとめ
和菓子にはお砂糖が意外と多く使われているものがあります。大人と同じものが徐々に食べられるようになり、さらに、誤飲や窒息などの危険の少なくなる3歳前後がオススメのようですね!
ただし弾力のあるお団子を食べさせる場合は、しっかりカミカミ出来ること、親が必ず近くで見守ること、出来る限り小さく切ってあげることを忘れないようにしてください!
お餅は特に注意!!
一緒に食べる練習をするのもオススメ
3歳前後は俗にいう「食育」の観点から、いろいろな味や食感を食べさせてあげることも必要だそうです。
ですので、お団子をのどに詰まらせるのが怖いという方には、
弾力の少ないお団子を食べさせて練習するのもおすすめです。水の代わりにお豆腐を練り込んで作る白玉粉もあります!お豆腐を混ぜることによって、ふわふわとした食感に近くなるようです。
その他にも、「一緒にがんばってカミカミして食べようね!」など声をかけたりして
コミュニケーションの一環にしてしまうのもいいですね!
和菓子にとどまらず、お菓子を禁止してばかりでは何にもなりません。食べられるものから安全に練習して、ママも一緒に楽しんでみるのはいかがでしょうか??
必ずそばで見守ってあげてくださいね!!