ジブリ美術館に1歳児と行く時の注意点やおすすめの過ごし方をご紹介します
先日、家族でジブリ美術館に遊びに行きました。ジブリの世界観をたっぷり楽しめて、幸せな時間を過ごしました!
我が家には4歳と1歳の子供がいますが、上の子はトトロの大ファン!かねてから行きたい!とせがまれていたので、とても喜んでくれました。
しかし、下の1歳の子はちょっと微妙なところもありました。もちろんとても楽しそうにしていたのですが、ジブリ美術館には、赤ちゃん連れや1歳児連れには注意したほうがいいポイントがいくつかありました。
というわけで、この記事では、赤ちゃん連れや1歳児連れでジブリ美術館へ行く際の注意点やおすすめの過ごし方を、実際に行ってみた感想も交えてまとめました!
1歳児のジブリ美術館:チケットのキャンセルができない!
小さい子供はいつ体調を崩すか分からないですよね。お出かけの予定をキャンセルしないといけないケースもしばしばあります。
でも、ジブリ美術館は一度購入したチケットの日時変更ができないんです。チケット裏面に「日時変更は不可」と書かれています。
万が一ジブリ美術館に行く予定だった日に体調を崩せば、チケット代が台無しに‥!
我が家の1歳児もよく突然熱を出すので、ジブリ美術館へ行く日の朝まで少しハラハラしていました。
せめて半額だけでもいいからチケット代が戻ってくればいいのに‥と思ってしまいます
1歳児のジブリ美術館注意点①ベビーカー不可のため抱っこ紐必須!
1歳児連れのジブリ美術館は、ベビーカー不可です!ベビーカーは入り口で受付に預けないといけません。
ですので、抱っこ紐を必ず持っていきましょう!
1歳児などの歩ける乳児の場合も、抱っこ紐があった方がいいと思います!なぜなら、ジブリ美術館はとにかく階段が多いし、道が細いところもあるからです。
歩き疲れて抱っこをせがまれた時のためにも、抱っこ紐は持っていくのがベターです!
我が家は抱っこ紐を持っていかなかったので、ぐずって寝てしまった時に困りました。。
1歳児のジブリ美術館注意点②ネコバスは大きい子と一緒になる
1歳児のジブリ美術館注意点②は、ネコバスです。
ジブリ美術館には、等身大?のネコバスのぬいぐるみがあります。小学生以下の子供に限り、登って遊ぶことができるのですが、赤ちゃんや1歳児は遊びにくいです。
コロナ禍の現在では、人数制限をして5分間での交代制になっており、子供たちを入れ替えるたびに消毒をしています。
人数制限しているとはいえ、小学生の大きい子も走り回っている空間に赤ちゃんや1歳児を入れることになってしまいますのでちょっと危ない。ネコバスで遊ばせるのは避けたほうがいいと思います。
ちなみにネコバスエリアに保護者は入ることができません。その代わりに子供たちを見てくれるスタッフさんが数名いました。
1歳児が入れるのか聞いてみると、「一人で遊べるなら1歳児でも入場してもらっていいですよ!」とのことでした。
でも、大きい子と一緒に遊ばせるのはちょっと不安かなという感じです。みんな走り回っているし。。
結局うちの場合、1歳児の下の子はネコバスエリア入らず、親と一緒に上の子がネコバスで遊んでいるのを見ていました。
でも、ネコバスエリアのすぐ隣に小さいバルコニーがあり、葉っぱのような形をしたベンチがあるのですが、カラカラ音のなるハンドルが付いています。赤ちゃんはこちらで遊ばせている人も多かったです。
上の子がネコバスで遊んでいる間、下の子はカラカラ回すハンドルで遊ばせるのがいいと思います!
ネコバスは大きいので4歳児でも登れない
また、4歳の上の子がネコバスで遊んでいる時、屋根に登ろうとしていましたが登れませんでした。
ネコバスはかなり大きいので、子供の年齢によっては中に入るだけで終わってしまうかもしれません。
個人的には、ネコバスで不自由なく遊べるのは5〜6歳以上からかなと思いました。
でも、ネコバスエリアにはまっくろくろすけのぬいぐるみが10個くらい置いてあります。小さな子にぴったりな小さめサイズなので、こちらで遊ぶこともできます!
1歳児のジブリ美術館注意点③子供向けじゃない展示物も多い
1歳児と行くジブリ美術館の注意点は、展示物が子供向けじゃないものも多い点です。
原画やラフ画などの展示物も多く、1歳児には分かりません。下の子もポカーンと抱っこされているだけでした。
大人が見て面白い展示物は、また別の機会に見に行った方が良いと思います!
ではジブリ美術館は小さい子供と一緒に行けないのでしょうか?
そんなことはありません!ネコバスと同じように1歳児でも楽しめる展示物もちゃんとあります!
次で紹介していきますね!
1歳児ジブリ美術館:おすすめの展示物
1歳児のジブリ美術館のおすすめ展示物をご紹介します!
入口に大きなトトロ
ジブリ美術館に入ると、受付にいきなりトトロがいます。
これだけで1歳の下の子は大興奮!
受付のカウンターが小さい子どもにはちょっと大きいので、肩車してあげるとよいでしょう。
美術館中の窓にステンドグラス
ジブリ美術館では、窓にたくさんのステンドグラスが使われています。よく見るとトトロや魔女の宅急便のキキやポニョ・・・、中にはもののけ姫のコダマやシシ神まで、さまざまなデザインがあります。
下の子は色とりどりのステンドグラスにくぎ付けで、「あ!あ!」と指差しながら見ていました。
他にもステンドグラスではしゃいでいる子が何人かいました。小さい子供は、展示物のないエリアでも、ステンドグラスを見ているだけで楽しいようでした。
大人も、お気に入りのキャラのステンドグラスがあるかどうか探してみるといいですよ!
屋上
ジブリ美術館のシンボル的な存在である、ラピュタに出てくるロボットがいます。ジブリ美術館内は撮影禁止ですが、屋外では撮影可です。
あまり広くないので走り回ったりすることはできませんが、ロボットと写真を撮ったりすることができます。
かなり大きいので怖がるかなと思いましたがそうでもなく、興味津々に見上げていました。
映像展示物「土星座」
ジブリ美術館一階にあるジブリオリジナル短編アニメを楽しめる映画館です。
80人ほど収容できる小さな映画館で、一日に何度も上映が繰り返されていますので、好きな時間に行ってみましょう!見れるのはひとり一回のみです!何回も観ることはできませんので注意!
午後は展示物を見終わった人で混んできますので、ゆったり観たかったら午前中がオススメ!
係員さんにチケットを見せれば、上映開始20分前くらいから入り口付近で待つことができます。
チケットとは、ジブリ美術館に入場する際にもらう映画のフィルム型のチケットのこと。
上映される短編映画は時期によって変わります。2021年現在では10作品ほどのラインナップがあります。
どの映画が上映されるのかは、土星座のHPに上映スケジュールが公開されています。
短編なので10〜15分程度の作品ばかり。小さい子供でも飽きずに見ることができます!
常設展示物「動きはじめの部屋」
ジブリ美術館地下一階奥にある動きはじめの部屋は、アニメーションの「絵が動く面白さ」を表現されたものが展示されています。
小さい子供たちが釘付けだったのが、トトロのキャラたちが動く「トトロぴょんぴょん」ゾートローブ。
ゾートローブとは、という絵や人形を回転させて動かし、光を当てるとまるで動いているかのように見える展示物です。
私はちょっと目がチカチカしましたが、子供たちは大喜びしていました。
個人的に気に入ったのが、部屋の入り口付近にあるラピュタのロボットが羽ばたく鳥たちに囲まれている展示。とても平和的で美しかったです!
手こぎポンプの井戸と薪置き場
地下一階にある中庭的な場所。トトロに登場する手こぎポンプがあり、実際に水が吹き出すようになっています。
一歳の子には重くて動かすのは無理でしたが、上の子が触っているのを見て興味津々でした。
季節が春だったので使用されていなかったのかもしれませんが、ストーブ用の薪がたくさん置いてありました。
ちなみに、このエリアにコインロッカーがあります。手荷物を少しでも減らしたい方は利用するといいですよ!
図書閲覧室「トライホークス」
ジブリ美術館2階に図書館があります。トライホークスは三鷹市にちなんでトライ=三、ホークスイコール鷹です!
宮崎駿監督が子供たちにおすすめしたい絵本や図書をみることができます。
私たちが行った日は残念ながらとても混んでおり入ることができませんでしたが、小さい子供がたくさんいました!
きちんと保護者が見守っていれば、1歳児はかなり楽しめるのではないでしょうか!
気に入った本は購入することもできます!また、地下一階の土星座で上映していた映画の絵本も読むことができます。
1歳児のジブリ美術館おすすめの過ごし方:あえて子供にまかせてみる
1歳児ジブリ美術館のおすすめの過ごし方ですが、あえて子供に任せて、行きたいところに行かせてみる、というのもいいと思います!
たしかに小さい子供には分かりづらい展示や、子連れに優しくないかもと思うところはありますが、ステンドグラスに大興奮する下の子を見ていて
「行きたがるところに行かせてみる」
という過ごし方もありだと思いました。
そして、このジブリ美術館を作った宮崎駿館主は、「道順だの、順路だのと、あまりお客さんを管理したくない」「トトロで溢れかえるようやキャラクターに頼った作りにしたくない」というような思いがあるそう。
個人的には原画やラフなど映画の創作についての展示を見たかったですが、展示物を楽しむばかりがジブリ美術館じゃないのかなと感じました。
ちなみに、ジブリ美術館はとても迷いやすいです。ウロウロしてるとどっち?こっち?と道が分からなくなります。でも、廊下や部屋のさまざまなところにワクワクするような仕掛けが!
子供の目線の高さじゃないと気づかないものもあるんです!
あえて子供に任せて、今日は一日親がついて回ろうという過ごし方も面白いと思います!
ジブリ美術館1歳児連れはここに注意!おすすめの過ごし方もご紹介まとめ!
ジブリ美術館1歳児連れはここに注意!おすすめの過ごし方もご紹介してきました。
ジブリ美術館は、1歳児など小さい子供にとって分からない展示物も多いですが、注意するべきところを気をつければとても楽しく過ごせます!
大きくなったらまた違う楽しみ方ができますし、何歳になっても通い続けられますね!
家族みんなが楽しめるジブリ美術館、本当におすすめです!
最後までお読みいただきありがとうございました