7月1日から発表されているACジャパンの寛容ラップが面白いと話題ですね!
多様性が求められる時代、世代を問わず、自分と異なる立場や考え方に対する不寛容な行動が社会的に問題になっています。この企画の肝は、なんと相手をディスらないラップバトル。MCバトルでも活躍されている強面の人気ラッパー呂布カルマさんが、マイクをアイスに持ち替えてバトルする優しい世界は一見ちょっとシュール、いやクール。攻撃し合うのではなく、相手を尊重し認め合うことの大切さ、そこから生まれる交流を伝えます
ACジャパン寛容ラップ(全国キャンペーン)
ラジオCMや新聞広告、手話などさまざまな方法で、視覚や聴覚に障害のある方へ向けても発信されています。
ACジャパンらしい取り組みですが、一方で「おばあちゃんもラップするんかい!」という意外性が面白いと、Twitterでトレンド入りもはたしましたね。
というわけで、この記事では、ACジャパン寛容ラップが面白い!出演者と女性ボーカルについてもしらべてみました。
なお、寛容ラップキャンペーンは7月から全国で1年間放送される見込みです。
ACジャパン寛容ラップが面白い!
ACジャパンの寛容ラップがとても面白いと話題ですよね。
CMを手がけたのは東急エージェンシー関西支社クリエイティブディレクターの森井聖浩さん。
2020年に渋谷の大型ビジョンをジャックした、25周年のスシロー広告を手がけた方でした。(詳しくはコチラ)
森井さんによれば、人を尊重することは頭で理解していても、つい感情的になってしまう、その実態を再認識させるつくりを意識してCM制作をされたのことです。
誰もがあるある!と思う出来事を舞台に、意外な展開を積み重ねたエンタメストーリーで、説教くさくなく『たたくより、たたえ合おう。』というメッセージを伝えていくことがテーマです。
たしかにCM内ではおばあちゃんがラップを歌うシーンもあり、意外性があらゆるところに散りばめられていましたよね。
それでは、ここからは出演者の方をまとめてご紹介していきたいと思います。
ACジャパン寛容ラップの出演者は?
ACジャパン寛容ラップの出演者は誰なのでしょうか?
コワモテ役:呂布カルマさん
コワモテ役でおばあさんに優しいラップを仕掛けているのは、フリースタイルダンジョンで活躍している呂布カルマさんです。
現在はヒップホップやMCバトルで有名な呂布カルマさんですが、大学卒業後は漫画家を志していたそうです。漫画を描きながらフリーターとして。生計を立てるために学習塾の先生やトラックドライバーなどをされてました。
大学四回生の時、デモテープを制作しラッパーのダースレイダーさんに送付し、「ライブをやったほうがいい」とのアドバイスを受けたことからクラブに行くようになり、ラップを始められたそうです。
コワモテですが、コーンアイスを片手にラップをしているところが面白いですよね。
ご自身のYouTubeでは、どんな反応がくるのかヒヤヒヤしていたけど、おおむね評判良くてよかった、自分の外見がコワモテだったから、そのギャップがあるからこそ来た依頼だったと語っています。
おばあさん役:小田原さちさん
レジのお会計でもたつくおばあさん役には、小田原さちさんという方が演じられています。
ドラマや映画などに出演多数の役者さんです。GReeeNの『恋文〜ラブレター〜』のPVにも出演し、入院患者役をされています。
おそらく初めてラップをされたと思われますが。朗読やシャンソンがお得意ということなので、とてもお上手でしたよね。
ギャルの店員役:蘭さん
ギャルの店員さん役は蘭(らん)さんという方が演じられています。
レースクイーンなどで活躍されている方で、広告、CM、バラエティなどに出演されています。とても歌がお上手でしたが、歌の活動情報は見つけられませんでした。
手話通訳:木村晴美
左下の枠内で手話の同時通訳を行っている方は、手話言語指導や同時手話をされている木村晴美さんです。NHK手話ニュース845の手話通訳キャスターとしても活躍されています。
木村さんご自身もろう者なのですが、このCMでかなりノリノリで通訳されているため、かなり注目されているようですね。
ACジャパンのCM、呂布カルマが良過ぎるし手話の方ノリノリで好き
https://twitter.com/nekochanguitar/status/1544161473064484864