ゆず湯の再利用!使った柚子は食べられる?洗濯は?使い道をまとめてご紹介します。
冬至の日の楽しみ「ゆず湯」は、香りもよくてリラックスできてあったまりますよね。
しかし、お風呂にうかべて楽しんだあと、この柚子ってどうしてますか?
なんだかこのまま捨てるのは、ちょっともったいないような気がしてしまいますよね。「再利用できるの?」「食べられる?」「洗濯に使ってもいい?」など、疑問に思っていた方も多いのではないでしょうか。
実は、ゆず湯と使った柚子にはいろいろな使い道があるんです!!
「使い道がないから捨てていた」という方も多いと思いますが、今年はゆず湯のあとに残った柚子もしっかり再利用し、無駄なく柚子とゆず湯を楽しんでみませんか?
というわけで、この記事では、ゆず湯の再利用!使った柚子は食べられる?洗濯は?使い道をまとめてご紹介しています。
参考になれば嬉しいです!
ゆず湯と柚子は再利用できる?
ゆず湯とお風呂に入れた柚子は再利用できるのでしょうか?
結論からお伝えすると、ゆず湯と使った柚子はいろいろな使い道があるんです。
主な使い道は以下で、それぞれ詳しくご紹介します。
ゆず湯の使い道は?
まず、ゆず湯の使い道についてみていきましょう。
ゆず湯は洗濯水として使える!
ゆず湯は、実は洗濯水として使うことができるんです!
そもそも柚子には、皮脂汚れに効く「リモネン」という成分が多く含まれています。そのため、皮脂などの汚れを落とす働きを持っています。
ゆず湯は柚子のエッセンスが溶け込んだお湯。そのため、実は洗濯水として汚れを落とすのに適したお水なんですね!!
一日使ったゆず湯でも、柚子の数が多くなければ、香りが洗濯物につくことはないと言われています。
いつものように洗濯石鹸と柔軟剤を入れて洗うことができます。
ゆず湯はデリケート衣類や色物には使用しない
柚子には漂白作用も期待できるため、白物には最適なのですが、逆に色物やデリケート衣類には使用しないほうがよいでしょう。
柚子の濃度によっては、果汁のシミがついてしまったり、漂白作用で色が落ちてしまう可能性もあるからです。
ゆず湯の最終すすぎは真水で行う
最後のすすぎは真水で行ってください。
最後までゆず湯を使っても問題はないという情報もありますが、洗濯後に思わぬシミの原因になるかもしれません。
食品の食べこぼしなどの汚れと同様に、一見綺麗に見えても時間が経つと汚れが浮き上がったり、もしくは白く色が落ちてしまう可能性もあります。
洗いはゆず湯、すすぎは真水で行いましょう!
柚子の果肉やクズが洗濯機に入らないようにする
洗濯機の故障の原因や排水のつまりの原因になるので、柚子の果肉やクズなどが洗濯機に入らないようにしましょう。
ゆず湯を楽しむ際は、できるだけ丸ごとお湯に浮かべるか、切ったものを使用する場合はガーゼや目の細かいネットに入れておくと安心です。
ネットには、洗濯ネットや排水溝や三角コーナーのネットを使用すると便利ですよ!
ゆず湯は掃除に使える!
ゆず湯は掃除に使えるのでしょうか。
ゆず湯は、先ほどもお伝えしたように皮脂を落とす「リモネン」の作用があるため、湯垢などを落とすことができるんです!
ですので、ゆず湯をそのままお風呂掃除用の水として使用することができます!
さわやかな香りでお風呂掃除が楽しくなりそうですね!!
柚子の使い道は?
ゆず湯に使用した柚子の使い道はどんなものがあるのでしょうか。
柚子の主な使い道は以下のとおりです!
食べるのはNG!
まず、ゆず湯に使用した柚子を食用にするのは避けた方がいいでしょう。
お風呂のお湯は、身体の汚れやホコリなどが溶け込み、雑菌が繁殖しやすくなっています。
さらに、お湯につけた柚子は水をすってブヨブヨになっているし、香りや風味も落ちます。
食用にするのはやめましょう。
柚子は主に皮を再利用
何度もお伝えしていますが、柚子には「リモネン」という油汚れに効く成分が豊富に入っています。
そのため、皮脂汚れ以外にも、キッチンや電子レンジの油汚れを落とすのに最適なんです!
重曹やクエン酸などと同じように使用できます。
自然由来の成分ですので、子供がいても安心して使用できますね!
キッチンなどの油汚れの掃除に
柚子のリモネンによって、あまりにひどい油汚れ以外なら、皮の内側の白い部分をこすりつけるだけで落とせます。
同様に、ミカンやオレンジなどの柑橘系の皮でも油汚れが落ちます。
いい香りで楽しく掃除が出来ちゃいそうですね!
電子レンジ内の掃除に使える
柚子は輪切りにし、耐熱ボウルに入れ、電子レンジで加熱します。
その蒸気や柚子のエキスがしみこんだ水をふきんやペーパータオルにしみこませ、庫内をふきます。
さっぱりとした柚子の香りで気持ちよくキレイになりますよ!
ガーデニングや畑の肥料にする
皮の部分を乾燥させ細かく刻み土に混ぜると、肥料と虫よけになります。
生のまま使うと土の中で腐ってしまうことがあるため、必ず天日干しで数日乾燥させてから使ってくださいね!
芳香剤にする
ゆず湯に使ったあとの柚子でも、1~2日程度ならほんのり香りが残っています。
柚子を半分に切り、切り口を上に向けて玄関やリビングなどに置いておくだけで、ほんのり爽やかな柚子のフレグランスが楽しめます。
皮だけ再度ゆず湯に使う
柚子の皮に豊富に含まれる「リモネン」「ヘスペリジン」という成分には、毛細血管を拡張させて結構を促す作用があります。
皮だけを再度お湯に浮かべれば、またゆず湯を楽しむことが出来ます。
包丁で皮だけをそぎ、目の細かいネットやガーゼに入れてお湯に浮かべます。
香りは少なくなってしまいますが、身体を温める成分があるので再利用の価値は十分にあると思います。
クリームなどに混ぜて肌に塗る
柚子にはビタミンC・クエン酸・アロマテラピー効果などがあります。
柚子の香りのハンドクリームなど、よく見かけたりしますよね。
手持ちの化粧水やクリームに、果汁をほんの少し混ぜて肌に塗ってみるものオススメ。
(肌の弱い方にはおすすめできません。ヒリヒリしたらすぐに使用をやめましょう)
柚子を料理に使いたい場合は?
せっかく柚子を買ってくるんだから、料理やお菓子に使いたい!という方もいるでしょう。
そんな方には「お風呂に入れる前にあらかじめ料理用の柚子をとりわけておく」ことがオススメです。
やはり、雑菌がついてしまったお風呂の柚子を料理に使用するのは衛生的にもオススメしません。
柚子を使った料理やお菓子づくりの例は以下のとおり。
柚子は料理でも大活躍します!ぜひ使ってみてね!
柚子の保存方法は?
柚子の保存方法は4パターンあり、それぞれ保存期間が少し異なります。冷凍のものはジップロックなどで、乾燥させたものは密閉容器で保存可能です。
参考にしてみてくださいね!
柚子の効能は?
冬至に柚子をいれてゆず湯に入ると「一年中風邪をひかない」といわれますが、他にどんな効能があるのかをまとめました!
冬至で柚子をお風呂に入れるのは、きちんと理由があるからなのですね!
ゆず湯の再利用!使った柚子は食べられる?洗濯は?使い道をまとめてご紹介!まとめ
ゆず湯の再利用!使った柚子は食べられる?洗濯は?使い道をまとめてご紹介してきました。
冬至の日にゆずをお風呂に入れることで、昔の人は冬の寒さに負けない強い身体を手に入れていたのかもしれませんね!
季節を感じる行事は積極的に取り入れたいですが、そのまま捨ててしまうのはやっぱりもったいない!
柚子は本当にいろいろな使い道があるので、ぜひいろいろ試してみてくださいね!
掃除や部屋中が柚子のいい香りに包まれること間違いなしですね!
最後までお読みいただきありがとうございました!