子供が牛乳を飲み過ぎる!?やめさせるべき?わが家で代わりに与えたものとは

ミルク子育て
この記事は約9分で読めます。

こんにちは!ムクロジです。

うちの娘は牛乳が大好きです。
とにかく「牛乳飲みたい!」ばかりで、お茶をほとんど飲もうとしない時期がありました。

この記事は、「こんなに牛乳ばかり飲ませていいのかな?何か工夫できることはないかな?」というママへ、牛乳の減らし方、代わりに満足してもらうための代用品やアレンジ等をご紹介します。

おかげで今は、娘の牛乳を飲む量は適正範囲内に収まりました。さらに、ママにも嬉しい美容効果もあったのです!

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好きなだけ飲ませていた

私は最初、ジュースやお菓子を与えるよりマシだろうと思って、特に何も考えず飲ませていました。

しかし、次第に水分補給=牛乳になり、お茶を飲まなくなってしまいました。

そんなある日保育園で
「○○ちゃん、牛乳だけをたくさんおかわりしたがり、食事を食べない」と言われました。

ムクロジ
ムクロジ

普段から飲ませすぎなのかな?

ここでようやく「飲ませすぎ?」と思うように。

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幼児は1日400mlを目安に

400
これで400ml

子供(幼児)の1日あたりの摂取量の上限は400mlと言われています。

牛乳・乳製品は、1歳すぎでしたら、1日に200~400mlくらいを目安にしてください。脂肪分が多く含まれているので、とりすぎると食事に響いてしまいます。

たとえば午前・午後のおやつに100mlくらい飲ませて、あとはヨーグルトやチーズなどの乳製品を、牛乳に換算して200ml程度。ヨーグルトは牛乳と同じ重量に、チーズは1/10程度の重量に換算して考えてください。

牛乳をスタートしたいのですが、大丈夫でしょうか? (パルシステム:子育て123)

400mlというのは、だいたい普通のコップ2〜3杯分。牛乳好きな子ならすぐに超えてしまいます。それ以外でもヨーグルトやチーズなどの乳製品を食べていれば、もっと飲む量を減らさなければいけません。

うちは余裕で500ml以上飲んでいたので、やはり飲み過ぎでした。

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牛乳の飲み過ぎで貧血を起こすことも

牛乳はたくさんの栄養を含むため、「準完全栄養食品」と呼ばれる事もあります。

食品成分データベース 【出典:日本食品標準成分表2015年版(七訂)】普通牛乳より、牛乳の成分表がみれます。

しかし、鉄分・クロム・カロテン-α・食物繊維など、含有量が0mgの栄養素もあることが分かりますね。 つまり、牛乳だけでは全ての栄養を補うことはできません。

特に鉄分に関して言えば、牛乳の飲み過ぎで他の食事が食べられなくなると、鉄分不足を引き起こし貧血になってしまうというリスクがあります。これは「牛乳貧血」と呼ばれています。

また、牛乳を飲みすぎることで体内にカルシウムが余分にある状態になると、鉄分の吸収を阻害してしまう可能性があり、ますます鉄分不足に陥ってしまうことになります。

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水分補給には適さない

水分補給

牛乳は栄養豊富な飲み物ですが、水分補給には適していません

牛乳には脂質も豊富に含まれていますので、水分補給と一緒に脂質も摂取してしまい、血液の粘度が上がりやすくなります。それが長期間にわたれば肥満につながることも。

水分補給には、やはりお茶や水が一番のようです。お茶の代わりに牛乳を飲むのは止めたほうがよいですね。

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わが家がやってみた対策

いきなり我慢させるのではなく、

  • 少しずつ量を減らしていく
  • 回数をこまめにして一回の量を減らす
  • 代わりのものを与えて気を紛らわす

をベースにしてみることに。

400mlを朝昼晩とおやつの4回に分けて飲ませ、それ以外ではあげないことに。チーズやヨーグルトを食べた日は、一回に飲ませる量を半分くらいにしました。

毎日微妙に減らしていき、400mlを超えないようにしていきました。

平日は保育園のお昼ご飯で必ず牛乳を飲むので、それも忘れずにカウント。

もっと飲みたい!とゴネられたら

デメリット

ゴネられたら、あげすぎに気をつけつつ、代わりの飲み物やジュース少量与えました。食事中なら、好きなおかずをちょっと増やしてあげるように。

うちの娘はけっこう飽きっぽいので、あの手この手で色々なものを試しました。ローテーションは決めていません。その時々で喜ぶものが違うからです。

今日ダメでも次の機会で食べるかも知れませんので、いろいろなものを気長に与え続けるのがよいと思いました。

ムクロジ
ムクロジ

以前はジュース禁止!くらい厳しくしていましたが、
何事もバランスが大切かなと思うようになりました。

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わが家の「牛乳の代わり」で与えた飲み物

100%ジュース

ジュースは質のよいものを少量、を心がけました。
おなじみウェルチは大人も飲めて満足感があります。これを少量与える日もあれば、

以下のようなパックのジュースを時々与えたりしました。飲みすぎ防止のために、サイズが小さめのものを選ぶのが良いと思います。こちらは娘が大好きな伊藤園のリンゴジュース「元気なりんご」

ちなみに、ストックは子供にバレないところに置きましょう!

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美酢(ミチョ)でデザート風に

こちらは置き換えではなく、牛乳のアレンジ。

美酢(ミチョ)というお酢ドリンクを使い、牛乳に入れてヨーグルトドリンク風にすると、満足感がアップするのか一杯で満足してくれました。

美酢は100%果実発酵のお酢から作った果実のお酢です。香りもフルーティで、お酢の酸味が控えめでまろやか。子供でも美味しく飲めます。公式サイトには牛乳を使ったレシピもありました!

ただし、お酢系ドリンクは、濃いと子供の胃に負担がかかるのらしいで、気持ち薄めに作ってあげるのがおすすめです。我が家では牛乳:美酢=4:1くらいの濃さ。

うちの娘はパイナップルとマスカットがお気に入りで、牛乳で割ってあげると喜んで飲んでいました。混ぜるとトロッとするので、本当にヨーグルトのようで美味しいです。

私も同じものを飲んだり、炭酸水で割って楽しんでいます。個人的にはマスカットが一番好きです。

楽天とAmazonでも取り扱いがありますが、セット内容によってどちらが安いか変わるようです。2020/6月時点では、楽天の飲み比べセットや単フレーバーの価格が安いようでした(送料がかかる場合もあります)

わが家の近所のドラッグストアでは、一本598円で売られています。

ただ、おいしいのでおかわりしてしまうと意味ないので注意!笑

ライスミルク・アーモンドミルクなどの植物由来のミルク

ライスミルクアーモンドミルクは、「第3のミルク」の名称で一躍人気になった植物由来のミルクです。

ライスミルクの原材料はお米や玄米。 牛乳よりさらっとしてほのかに甘く飲みやすいです。 牛乳には含まれていない食物繊維や鉄分が含まれていて、牛乳で下痢をしてしまう人も安心して飲めます。こちらの商品は麹で醸造されて作られています。

個人的な事情ですが、近所のスーパーには売っていないので、通販で買ったりしました。なので、アーモンドミルクより頻度は少な目。

アーモンドミルクは文字通りアーモンドから作られたミルク。白いですが牛乳は入っておりません。水につけたアーモンドを砕いて濾すと乳白色になるという特性からだそうです。

わが家が好きなのはグリコのアーモンドミルク(砂糖不使用)。 私の場合、無糖でもほのかにアーモンドの香りがしておいしく飲めています。

娘は最初「甘くない」といって拒否モードでしたが、私がおいしそうに飲んでいるのを見て興味を持ってくれたのか、少しずつ飲むように。

日本でも美容や健康のために飲む人が増えていますが、1歳以上でアーモンドアレルギーがなければ、子供でも飲むことができます。

アーモンドの食物繊維、オレイン酸、ビタミンEなど、アーモンドの栄養素をそのまま取り入れることができます。しかも、アーモンドをそのまま食べるより吸収率が良いのだとか。

牛乳はビタミンEの含有量が少ないので、時々こういった植物由来のミルクに置き換えるといいかもしれません。

豆乳

おなじみ豆乳も時々出してみます。残念ながら、娘は好きではないようで、今だに飲んでくれません(^^;)

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【合わせてやったこと】牛乳をストックしない

常に2本くらいストックしていたのですが、やめました。なくなったら次の買い物の時に1本買うくらいのペースに落としました。

シンプルですが効果絶大!だってないんだから、飲みようがないですもんね笑

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試してみた結果こうなった

牛乳の量が300〜400mlに落ち着いた

1週間くらいで飲む量が落ち着きました。

「牛乳のみたい!」とおねだりする日もありますが、飲んでも400mlを超える日はもうないです。

ママのダイエットに効果があった

体重計

冒頭で触れたように、色々試してみるうちに私にもいい効果がありました。

美酢やアーモンドミルクなどを子供と一緒に飲むうちに、チョコレートなどの甘いものを食べなくても満足できるようになって、いつの間にか1~2キロ体重が落ちました!!

何も頑張らず、自然とダイエットできていたようで、思わぬ効果にとても喜びました(^^)

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バランスよくいろいろなものを食べる、が大前提

結局はこの結論ですね!笑

特定の食品ばかりを食べていては、成長に必要な栄養をバランス良く摂取することができません。

子供はやっぱり好きなもの、美味しいものばかり食べてしまうので、大人がきちんと管理・工夫をしてあげる必要があると思います。

最後にもう一度、わが家て試してみたことをまとめます。

  • 少しずつ飲ませる量を減らしていく
  • 回数を増やして、一回の量を減らす
  • 代わりのものやアレンジしたものを与えて気を紛らわす

お子さんの好みや性格によっても、色々なやり方があると思います。気長に色々試してみて、お気に入りを見つけてくださいね!わが家の対策が参考になると嬉しいです!

それではまた!

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